こんにちは、徳田整骨院tosu柔整師の前間です。
ここ数日夏のような日差しが降り注ぎ、
気温も平年より5℃以上高い日が続きましたがいかがお過ごしでしょうか。
4月はまだ身体が暑さに慣れておらず、
却って7~8月よりも熱中症になりやすくなっています。
目安では1日に1.5㍑以上の水分を補給することが望ましいと
されていますので、こまめに水分補給をして熱中症にならないよう
お気をつけください。
新学期となり、各部活動・クラブ活動が盛んになってきています。
また試合なども多く組まれていることでしょう。
ここで話を野球に絞り、球数制限について少しお話をさせてください。
現在の野球では球数制限が行われることが多くなっています。
プロ野球では採用されていないようですが、
大谷翔平選手やラーズ・ヌートバー選手らの活躍で盛り上がった
2023年WBCでも球数制限が採用されました。
そして球数制限の意義は、野球をしている
小~高校生のけが防止にもあります。
公益財団法人日本軟式野球連盟が定めている
「学童野球に関する投球数制限のガイドライン 」は
一試合当たりの投球数は70球まで、
練習では一日当たり70球・一週間当たり300球までと設定しています。
またアメリカにおいてはより進んだ制限がかけられており、
MLBが定めたアメリカ基準の球数制限である
「Pitch Smart」から13、14歳対象の一部を抜粋すると
・1日の最大投球数:95球以下
・年間100イニングス以上は投げない
・毎年少なくとも4か月はノースローの期間を作る
その中でも2~3カ月は連続してノースローの期間を作る
・ピッチングをしている間はキャッチャーをしない…etc.
(ここでは書ききれないので興味のある方は調べてみて下さい)
以上のような内容となっています。
以前高校野球に球数制限を設けるか否かの議論が
連日ニュースで取り上げられていたのを覚えている方も多いでしょう。
球数が増えると当然ですがケガのリスクが高まります。
野球肩や野球肘と呼ばれる投球障害を起こすと、
試合や練習に一定期間参加できないだけでなく
将来にわたる不利益を被る結果となる場合もあります。
なので私個人としては球数制限推奨派です。
無理な練習は却ってパフォーマンスを下げます。
甲子園を目指す、全国大会に行く等の目標があると
学生たちはつい無理をしてしまいがちですので、
きちんとリスクを管理してあげることも必要なことだと思います。
最後に、練習で痛みを感じた時は早めに病院や整骨院を受診しましょう。
部活動でケガをしたら是非当徳田整骨院へお越しください。