こんにちは、徳田整骨院tosu柔道整復師の前間です。

 

連日12月とは思えない温かさが続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

今週末から真冬の寒さが到来するという予報ですが、ちょっと想像できませんね…。

寒暖差が激しい為体調には十分注意してください。

 

また今月に入り、ぎっくり腰で来院される患者様が急増しています。

冬の寒さや師走特有の忙しさが要因かと思いますが、

例年この時期身体を痛める方は多いです。

身体の痛みなども含めた体調管理の必要がありますね。

 

ここで年末年始のお知らせを致します。

当徳田整骨院(小郡・鳥栖・佐賀)並びにデイサービスセンタートクダ、コルサガフィットネスは、

12月30日~1月3日まで休診とさせていただきます。

年始は1月4日から通常通りの診療・営業となりますので

ご不明な点等ございましたら社員・スタッフまでお尋ねください。

 


 

ここからは小児の肘内障についてお話したいと思います。

というのも最近小さなお子様が上記症状で来院されたからです。

 

肘内障とは学齢前の小児特有の障害で、橈骨輪状靭帯が

橈骨頭から逸脱して起こるものと定義されます。

また最近では、肘の外側にある回外筋が輪状靭帯と共に

腕頭関節内に引き込まれて発症すると判明しています。

この年代ではまだ骨が一体化しておらず、

輪状靭帯が橈骨頭を乗り越えて外れやすい状態です。

腕を伸ばした状態で手を強く引かれるなどで発症し、

その場合小児は急に痛みを訴え、腕を動かすのを嫌がります。

また前腕は回内し手のひらを下に向けたままの状態になります。

この際腫れや皮下出血などは起こりにくく、

見た目にはあまり分かりにくいのも特徴です。

 

肘内障は肘の外側に親指を当て、前腕を回内・回外させるだけで

比較的簡単に整復できます。

しかしながら、肘関節の骨折等との鑑別が必要になるため

発症した際にはむやみに動かさず近隣の病院や整骨院を受診することをお勧めします。

 

余談ですが、肘内障の子どもさんを担当する時は個人的にちょっと大変です。

というのも痛いのでかなり泣きます。

肘を隠したり逃げたりされます。

なので整復は簡単ですが、少しだけ神経を使いますね。

ただ来院時には泣いていた子が笑顔で帰っていく時はすごくホッとします。

 

もし子どもさんにこのようなことが起こったら

是非当徳田整骨院にお越しください。

帰る際にはきっと笑顔でお帰り頂けます。