こんにちは! 小郡院の内山です。
今は梅雨時期ではありますが、空梅雨と言われたり、急に土砂降りになったりと
すっきりしない日が続いていますね。皆様はいかがお過ごしでしょうか??
蒸し暑い日が続くと水分摂取量が増え、身体の内側からの影響もありますが、
外側からの余分な水分(雨による湿気)が原因で様々な不調を引き起こす事もあります。
これを東洋医学では、「湿邪」といいます。
症状としては・・・
①重だるく長い経過をとる。
②節々の重痛・屈伸不利、四指のだるさ
③頭痛・頭が重い
④下痢、尿量減少
もちろん個人差はありますが、こうした不調が多いと言われています。
この中で、過剰な湿気は胃腸を弱らせるとも考えられています。
漢方では「胃腸(脾)は乾燥を好み、湿気を嫌う」と言われており、
湿気の多い梅雨や夏に食欲不振や消化不良が多く、
乾燥する秋には「食欲の秋」と言われ、食欲が増し、消化が良くなります。
今回は、ストレス面でも影響を受けやすい
胃腸の運動を改善するツボをご紹介したいと思います。
~ 合谷 ~
「 手の甲と人差し指の付け根の間 」
★胃腸の調子を整えるだけでなく、頭痛・歯痛・ストレスによるお肌の荒れにも効果的!
~ 足三里 ~
「 ひざの皿の下の外側のくぼみで指4本分下 」
★正常な胃酸の分泌を助け、胃痛や胃もたれを緩和する
~ 梁丘 ~
「 ひざの皿の外側にある骨の出っ張りから指3本分上のくぼみ 」
★急性のものに対し効果のあるツボで、胃痛や腹痛に最適!
~ 中脘 ~
「 おへそから指4本分上 」
★食欲不振、胃腸の疲れに効き、カイロや温タオルなどで暖めてもOK!
※満腹時の刺激は避けてください
以上のようなツボを用いて、その時の状態により使い分けるのも効果はより高まります。
是非、参考にしてみてください♪