こんにちは、小郡院の一ノ宮です。
前回のブログで6年通った専門学校を卒業したことと
鍼灸師の国家試験を受け、合格発表待ちだということを書きました。
試験から約1か月後に発表があるのですが
無事に合格通知が届き、晴れて鍼灸師の資格を取得できました!
柔道整復師&鍼灸師として頑張っていきますので、これからもよろしくお願いします。
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お盆休みも終わりましたが、みなさんは体調を崩されていませんか?
今週は週の頭から1週間、雨の予報が出ています。
雲で日差しが遮られることで、連日35度以上だった気温も少しだけ下がって
暑がりの私にはありがたい天気となりました。
ですが急な気温の変化は、季節の変わり目などと同様に体調を崩すきっかけになります。
今回は鍼灸師の目線で、今の季節についてお話したいと思います。
日本には四季がありますが、東洋医学では五季(五時)といって季節を5つに分けます。
春・夏・秋・冬のちょうど真ん中に「長夏(ちょうか)」
もしくは「土用(どよう」という季節が入ります。
「土用」は日本でも季節の変わり目を意味する言葉なのでなじみが深いかと思いますが
「長夏」はあまり聞きなれない言葉ですよね。
長夏の意味は諸説あるのですが、暑くて湿度の高い時期を長夏と表する場合が多いようです。
この季節は五臓の「脾」現代でいう消化器官を傷めやすく
湿気による害が体に及ぶと言われています。
また「久坐(くざ)」といって暑さであまり体を動かさなくなるため
長時間じっとしている事が悪影響をおよぼします。
つまり食欲が落ちたり、体の重だるさを感じやすく運動をしない時期と言うことです。
心当たりのある方も多いのではないでしょうか。
食欲がないからと言って甘い物や冷たい物ばかり食べたり
冷房の効いた部屋の中でごろごろ過ごすのは程々にしておくべきでしょう。
私はお盆休み中、いちばん暑い日に吉野ヶ里遺跡で歩いてきました。
37度の炎天下、遺跡を歩き回り倒れるかと思いました(笑)
こんな苦行をしろとは言いませんが
適度に体を動かし、旬のものを美味しく食べて残りの夏を乗り切りましょう!