こんにちは。鳥栖院 鍼灸師 沼野です。
8月に入りますます暑くなりましたが、皆さんは体調を崩されていませんか?
私は、、、、
とても元気です!!!
この時期、猛暑日が続いたり台風による気圧の変化で
食欲不振や頭痛に悩まされる患者様も多い為
今回は頭痛について東洋医学的な話も入れつつ書いていきたいと思います。
西洋医学の考えによる頭痛は
緊張型頭痛・・・(頭や頚部、肩の筋肉の硬さによって毛細血管や神経を圧迫して起こるもの)
片頭痛・・・(睡眠不足や疲労、ストレス等により頭蓋骨の表面にある血管が拡張し、脈を打つような痛みが出るもの)
などに分かれ、群発頭痛や脳血管障害等のように注意が必要なものもありますが
上記の頭痛は基本的に局所的な原因が主となります。
一方、東洋医学的考え方は
外感性の頭痛・・・外邪(夏の暑苦しさや湿気、冷気等)によって五臓六腑(内臓)が侵されたり、気血の巡りが悪くなり起こるもの
内傷性の頭痛・・・生活習慣等によって、脳と密接な関係にある脾肝腎三蔵の機能が低下すると脳への栄養供給が出来ず頭痛や悪心・嘔吐を訴えるもの
に分かれ、原因は局所とは限りません。
※五臓六腑のイメージ
最近来院された患者様の中で
悪心・嘔吐・ふらふらするような頭痛の訴えがあり
脳神経外科で脳のCTを撮っても異常が無かったとの事。
よくよくお話を伺っていくと東洋医学的な症状も訴えていた為
筋弛緩だけでなく自律神経を調節するようなツボに鍼灸治療をしたところ
翌日に来院された時にはふらふらする頭痛は軽減していました。
この様に整骨院の治療と一緒に鍼灸治療を行うことで症状が改善するケースもある為
当院を受診され鍼灸治療に興味を持たれた場合は
担当の柔道整復師・デイサービス社員に相談してみてください。
今後もまだまだ暑い日が続きそうですが、長い夏を頑張って乗り切りましょう!!!