皆さん初めまして!
今年5月より鳥栖院の一員となりました柔道整復師の 前間 浩輔 です。
出身は鳥栖市ですが、今年3月まで3年間愛知県春日井市の接骨院で
柔整師として働いていました。
また現在も超音波(エコー)の学会やいくつかの勉強会に参加しながら
自分の知識を深めて皆さんにお伝えできるよう勉強中です。
今年30歳を迎えるオールドルーキーですが、これからよろしくお願いします。
今回は「上腕骨外側上顆炎」について書きたいと思います。
通称「テニス肘」。テニスのバックハンドストロークで発生することが多いため
一般的にそう呼ばれます。
しかしながら、テニスをしない方でも無関係とはいえません。
外側上顆というのは、肘関節の外側にある骨が出っ張った部分を指します。(下図赤丸)。
ここには手首を甲側に曲げるための筋肉(伸筋)が多く付着します。
その付着した筋肉、中でも短撓側手根伸筋が強く働くことで
骨膜(骨の表面を覆う膜)や筋の起始部(スタート部分)にダメージを負った結果起こるのが
この外側上顆炎です。
前述の通りテニスのバックハンド、そのほか野球のバッティングやゴルフ、バドミントンなどでも起こる可能性があります。
また、繰り返すストレスによって起こるため手首をよく使う作業をする人にも起こります。
つまり主婦の方、肘の外側が痛くなったら要注意です。
タオルを絞る時、重たい買い物袋を持ったとき痛くなっていませんか?
ではこれをどのように防ぐかというと、まず手首のストレッチングが非常に大事です。
手首が固いとそれだけ肘にかかる負担も大きくなるため、手首を広く動かせるようにしておきましょう。
またスポーツにおいては前腕の筋力強化も大切です。
というのもラケットやゴルフクラブを支えるときにブレてしまうと
かかる負担はさらに大きくなるのです。
手首を柔軟かつ強く保つことが、外側上顆炎を予防するポイントと言えるでしょう。
肘に痛みを感じたら、ぜひ一度当徳田整骨院へお越しください。