こんにちは。

今週のブログは鳥栖院前間が担当します。

 

早いもので今年も残すところあと40日余りとなりました。

11月6日の立冬を過ぎ、季節はもう……なんですが。

ここ数日間は夏日も記録される暖かさ。

タンスにしまい込んだ夏物、秋物の洋服を引っ張り出した方も少なくないと思います。

しかし。

今週末からまた徐々に気温が下がっていく予報となっておりますので

皆様気温差で体調を崩さないよう十分にお気を付けください。

 

ここ数日コロナウイルス感染者数が過去最高を記録し、益々外出しにくくなってきました。

前回5月にブログを担当した際には

「年末までには……」

と淡い期待を抱いていたものですが、ままならないものです。

今年は紅葉を見に行くことも出来ていません。

が。

先日患者様のお一人が、九重に登ったとのことで写真を持ってきて頂きました。

掲載のご許可も頂いたので……

スキャンの都合上少々見にくくなっておりますが、

それでも素晴らしい景色がお分かりいただけると思います。

素晴らしいお写真をありがとうございました。

 


 

今回は、腕や手指に痺れなどの症状を引き起こす

胸郭出口症候群について取り上げたいと思います。

胸郭出口症候群とは、

・斜角筋症候群

・肋鎖症候群

・過外転症候群(小胸筋症候群)

これら3つをまとめた総称です。

胸郭出口症候群では、頸椎から腕に向かう神経の束(腕神経叢)や鎖骨下動脈が

それぞれの部分で筋肉などにより締め付けられた結果、

神経障害及び血流障害による腕の痛み、痺れが引き起こされます。

斜角筋症候群では前斜角筋と中斜角筋の間、肋鎖症候群では肋骨と鎖骨の間、

過外転症候群では小胸筋の下層で神経が絞扼されます。

細かいことを書き連ねましたが……

要は筋肉などの影響で痺れなどの症状がおこることがある、という事です。

胸郭出口症候群は頚の筋肉、胸の筋肉によって引き起こされるため、

首や肩回りのストレッチなどで予防することが出来ます。

 

肩回りのストレッチの一例をここでご紹介します。

・椅子に座り、両手を前に習えのように前方へ突き出します。

・そのまま体の位置は動かないようにして、両腕を出来るだけ前に突き出します。

体が少し丸くなってもOKです。その状態を5秒間キープします。

・今度は両肘をまっすぐ後ろに引き、大きく胸を張ります。これも5秒間キープしてください。

 

このストレッチでは背中の筋肉と胸の筋肉を伸ばすことが出来ます。

 

これに限らず、身体の不調を改善できるストレッチはたくさんあります。

肩や腕、首の不調を感じたら、ぜひ一度徳田整骨院(小郡、鳥栖、佐賀)へお越しください。